パラメータと引数
ここで、ユーザーのエラーに応じて、ユーザーが犯した間違いの種類に応じて異なるメッセージを表示する必要があると考えてみましょう。
この場合、エラーごとに独自のプロシージャを作成できます。
<プレ>
def printErrorZero():
print("エラー。ゼロ除算!")
プレ>
<プレ>
def printErrorInput():
print("入力エラー!")
プレ>
さらに多くのエラーの可能性がある場合はどうなるでしょうか?この解決策は私たちには合いません。
どのようなエラーメッセージを表示するかを指示してプロシージャを制御する方法を学ぶ必要があります。
これを行うには、プロシージャ名の後に括弧内に記述するパラメータが必要です。
<プレ>
def printError:
print("s")
プレ>
このプロシージャでは、
s
はパラメータ、つまりプロシージャの制御を可能にする特別な変数です。
パラメータは、サブルーチンの動作方法を決定する変数です。パラメータ名はサブルーチンヘッダー内でカンマで区切られます。
ここで、プロシージャを呼び出すときに、プロシージャ内のパラメータ (変数
s
) に割り当てられる実際の値を括弧内に示す必要があります。
<プレ>
printError("エラー! ゼロ除算!")
プレ>
このような値を引数と呼び
ます。
引数は、サブルーチンが呼び出されたときにサブルーチンに渡されるパラメータ値です。
引数には定数値だけでなく、変数や算術式も使用できます。