実数を使った演算。 cmath
モジュール
実数を扱う場合は、すでによく知られている
math
モジュールを使用できます。このモジュールには、多数の組み込み関数が含まれています。
問題を解決するとき、多くの場合、実数を最も近い整数値に四捨五入する必要があります。これには 2 つの関数があります。
覚えておく必要があります!
1.
明示的な型変換 (
float x=1.5; int y = int(x)) を使用します
- 実数の小数部は切り捨てられます (
y = 1)
;
2.
関数
floor(x)
-
x
以下の最大の整数を返します(切り捨て)。
3. 関数
ceil(x)
-
x
以上の最小の整数を返します(切り上げ)。
cmath
モジュールに含まれる最も便利な関数を次に示します。
<本体>
関数 |
説明 |
丸め
round(x)
C++11
| 数値を最も近い整数に丸めます。数値の小数部分が 0.5 の場合、数値は最も近い整数に丸められます。 |
trunc(x)
C++11
| 小数部分を切り捨てます |
フロア(x) |
数値を切り捨てます (「floor」)。つまり、 floor(1.5) == 1 、 floor(-1.5) ==  ; -2 |
ceil(x) |
数値を切り上げ (「天井」)、 ceil(1.5) == 2 、 ceil(-1.5) ==  ; -1 |
abs(x) |
モジュロ (絶対値)。 |
fabs(x) |
モジュロ実数 |
根、対数
sqrt(x) |
平方根。使用法: y = sqrt(x) |
pow(x, y) |
x の y 乗を計算します。\(x^y\) |
log(x) |
自然対数。 |
exp(x) |
自然対数の底 e = 2.71828... |
三角法 |
sin(x) |
ラジアンで指定された角度の正弦 |
cos(x) |
ラジアンで指定された角度のコサイン |
tan(x) |
ラジアンで指定された角度の正接 |
asin(x) |
逆正弦、ラジアンで値を返します |
acos(x) |
逆余弦、ラジアン単位で値を返します |
atan(x) |
逆正接、ラジアンで値を返します |
atan2(y, x) |
(x, y) 点の極角 (ラジアン単位)。 |
表>
Problem
キーボードから入力された数値の平方根を小数点以下 3 桁まで計算するプログラムを作成してください。
入力
入力は 1 つの実数です。
インプリント
指定された数値の平方根を 3 桁まで出力します。
例
<頭>
# |
入力 |
出力 |
<本体>
1 |
25.0 |
5.000 |
表>